先月のキャンプミーティングの朝、エンジン掛けようと
すると、キーを回してもカチッというだけで掛からなくなった。
その時は5回程回してやっと掛かったのでホッとしました。
翌週も同じ症状が出たのでスターターモーターを下に潜って殴ると
一発始動!(^^)
原因はスターターの寿命と判断し、交換準備に入りました。
同じ頃にスカイオートでリビルトスターターに交換したメンバーが
いたので、早速駄目なスターターを外して送りました。
ところがこの時の判断が後々やきもきすることになりました・・・
Contents
まずは駄目なスターターを取り外しましたが、これが大変でした・・・
スターターの取り外しを開始する前に、まずバッテリー端子を
外します。これやらないと感電したり、エライ事になりますから。
まずはマイナス端子から外し、次にプラス端子です。
次にハマーの下に潜って邪魔なアンダーガードを外します。
これだけでも20キロ以上あります、外したついでに二度と付けません(^^)
メンテするには邪魔なだけですし、オフロードは走りませんので・・・
次に、スターターに付いてる配線を外します。
ハマーのスターターは防水仕様で、配線の端子もシールされてます。
まずはこのシールを取り除いてから配線端子を外します。
さて、いよいよスターターを外しにかかりますが、まずギヤのカバーを
外し、スターター本体のお尻に付いてるブラケットに締めたボルトを緩めます。
それから2本のスターターボルトを緩めます。
これはリヤのボルトで、ラチェットにエクステンション付けて外します。
写真上のいびつなのがギヤのカバーで、その下に非対称に並んでるのが
スターターボルトです。
この時注意するのはボルト2本緩めると一気にスターターが降ってきます。
本体は22キロくらいあり、危険なのでしっかり下から抑えて置きます。
何とか外れました(^^)
これは裏側になります。外した際、高さ調整のシムが落ちてきましたが、
これは次に取付する際必要になります。写真の穴2つのところに形が残ってます。
さて、これから梱包してスカイオートさんに送ります。
まさかの社外品で、リビルトスターターが使えない・・・
ここでリビルトスターターについて。
スカイオートさんに事前相談したところ、純正スターターをスカイオートに
送り、電装屋さんが物を確認点検、リビルトとして使えるなら代替えに
先に出来たリビルトスターターを送る、という事なんだそうです。
つまり、もし再生不可能な場合は、新品お買い上げになります、と。
日曜日の夕方に送り、先方から火曜日の朝に電話がありましたが、
どうも声のトーンが低いんですよねえ、嫌な予感・・・
結果は、何とまさかの社外品だったんですよ・・・
つまり、純正とは違うのでパーツの互換性が無く、リビルトスターターは
出せないと言われてしまいました。
話を聞くと、アメリカにこのスターターのパーツを探すよう依頼すると。
でも今は現地のメーカーが1週間休暇でどうしようもない、とも。
12月のアメリカから物を買うのはとても大変なんだそうです。
うまくいけば年内間に合うけど、最悪年をまたぐ可能性もあるといわれて、
大きなショックを受けました。
それから更に1週間後、電話がありましたが、またとんでもない話でした。
結局アメリカ本国からリビルトスターターを買うことに・・・
スカイオートさん曰く、
パーツだけ買っても、リビルトスターター買っても価格的に変わらない、
しかもパーツだけ買うのにまた手間が掛かり、納期もわからない、
ですからリビルト買いましょう、というか、発注しました、と(^^)
少しでも早く、という顧客の思いに応えて迅速に手配してくれました。
それもそのリビルトスターター、東海岸から西海岸まで陸送して、
そこから最終便に載せるので、途中大寒波とかあれば遅延の恐れもある、
とも言われました。
そんなこんなでその後すぐにあのハリケーン来襲です。
気が気で無い日々を待ち、更に1週間後、無事到着の連絡が来て一安心です。
いや、別に急いでるなら国内在庫の新品スターターにすれば即日配送なんです。
でも、恐ろしく高いんですよ。とても手が出ません。
というか、待って安くなるなら待ちますよ、ええ。
ちなみに今回のリビルトスターターでも大卒初任給手取くらいにはなります。
新品価格は、ここでは恐ろしくで書けません・・・
ハマーのスターターは防水仕様なので重くて高いんです。
普通のアメ車のスターターなら4回交換出来ますね。
やっと到着、取付が更に輪を掛けて地獄・・・
暮れも押し迫った12月25日、ようやく到着しました。
クリスマスプレゼントになりましたね、お金は自分持ちですけど(^^)
ピカピカですね。(^^)よく見ると、マイアミ フロリダ と書いてます、
あんなとこから来たの??
さて、下に潜って取り外しとは逆の順序で取付ますが、
いやあ、これ地獄ですよ、ほんとに。
22キロ近い鉄を下から持ち上げながら、シムを載せてボルト入れろなんて・・・
結局一人で色々やった結果、嫁さんの手まで借りてボルトを入れて貰いました。
ジャッキで持ち上げながらやるといいそうですけど、一気に片付けるつもりが
かえって時間が掛かりました・・・
これ、既にエンジン側のフライホイールが廻ってますが、
そう、エンジン始動後に潜って撮影しました。
一発始動です、しかも以前と違って軽いんですよ、廻るのが!
いやあ、無事取付出来て良かったです。
あまりのうれしさに、近所を周回してました、意味も無く(^^)
終わりに カチカチいいだしたら交換しましょう!
私のハマーは約3年前購入後、1年後辺りに一時期イグニッションを回すと、
カチっといってスターターが回らない事が何度かあったんです。
でもそのうち症状が出なくなり、最近まで普通に運用出来てました。
ところが今回は何度回し直しても掛からず、ハンマーでスターターを叩くと、
スターターが回ったりしたので、寿命だったといえます。
こういう症状が出たら、なるべく早くスターターを交換した方がいいです。
なかにはある日突然全く動かなくなり、積車で修理工場へ、
というオーナーも何人かおられたようなので。
新品を買うか、リビルトを買うかですが、私は費用対効果を考えても
リビルトでいいと思います。
それでも高いですけど・・・
中には同じGM製エンジンだから、と6.5Lディーゼル用スターターを
付けてるオーナーもおられるようです。
確かにこの方が安価ですが、私はどうしても純正にこだわるので・・・
そして出来るなら、年末に依頼するのは避けましょう。
心臓に良くありませんから・・・
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