ハマーH1 納車3年記念に点検ポイントを紹介 駆動系編

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早いもので我が家にハマーH1が来て3年になりました。

 

納車当時は不安しか無かったのと、快適さとは無縁の室内環境

には戸惑ったりしましたが、今はそれらも含めて楽しんでます。

 

記念すべき納車3年目として、これまで経験してきたことを踏まえて、

これからハマーに乗ろうと思ってる人や、既に乗ってるけど

 

今後の維持整備について悩んでる人に、コンディション確認の

方法などを紹介したいと思います。大した内容では無いですが、

 

既にハマーを持っておられる方で自分のハマーに不安がある方や、これから購入を

検討される方に多少でも参考になれば幸いです。

まずは、足回り、駆動系編です。

 

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Contents

ハマーの点検ポイント 下回りなど

 

一見とても頑丈に見える足回りですが、実はとても弱いんです・・・

 

どこかで読んだ記事ですが、元々軍用なので地雷等で爆発の際、

足回りが簡単に外れてボディは守れるようになっている、とありました。

 

これが事実かは不明ですが、戦場で容易に交換修理可能になっているのは

事実と思います。

 

まずはこれをみてください。

この写真はハマーのホイール内側、ハブリダクションといわれる場所です。

 

8か所のボルトで蓋がされてますが、中央に1か所あるボルト(赤丸部分)が

フィルプラグというギヤオイルを入れる場所です。

 

このハブの中にはフィルプラグの穴から少し下までギヤオイルがあり、走行中には中で

オイルが滑動してギヤの回転をなめらかにしています。

 

この内部に水分が入ってオイルが白濁したり、抜けてほとんど残ってなかったりしたら、

やがて内部のギヤが焼き付きますので、たまには点検が必要になる場所です。

 

また、写真左右に矢印書いてる場所から、シールの劣化でギヤオイルが漏れだすことがあります。

たまには下回りの点検で、この辺りがオイル滲みがないか、確認してみてください。

 

次に、下の図をどうぞ。↓

この図は先ほどのハブの断面図になりますが、黒丸で囲った箇所、

この部分にタイヤにエアーを出し入れするCTISのホースが貫通してます。

 

当然貫通部分もシールが入ってますけど、この部分の劣化でハブオイルが漏れ出します。

写真ですと、矢印部分から漏れますが、普段はこのCTISバルブがねじ込んであるので

漏れません。外した際に穴から漏れてたら修理が必要になります。

 

ついでに、写真で赤で囲んだ部分がCTISのリリースバルブです。

 

このバルブ、とても高額で、かつ良くエアー漏れがあるそうです。

石鹸水を掛けて調査しますが、何をやっても直らない場合は交換です。

 

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ステアリング関係のトラブルも多い、その点検ポイント

 

ハマーはデカいタイヤを履いてますし、車両重量も3tを超えてるのでステアリング

関連部品にかなりの負担が掛かります。

これはハマーのステアリング関係のアーム類ですが、ピットマンアーム、

アイドラアームと表記してます。

これがピットマンアームです。ステアリング切るのに必須なパーツです。

 

写真で赤丸してる部分が、ある日突然、ポキッと折れて操縦不能になった

ハマーがメンバーの中におられます。

 

私のハマーについてるピットマンアームは改良型ですので少し太くなっていますが、

旧型は細くて弱いので、大径タイヤや幅広タイヤを履いてるとかなり負荷が掛かり、

折れやすいそうです。

あと、アイドラアームですが、

この赤の矢印してるのがそうです。これも改良型が付いてますが、

旧型タイプが付いてる場合は早めに交換をお勧めします。

次にステアリングギヤボックスですが、

下から見た写真ですが、先のピットマンアームがこのギヤボックスに付いてます。

ですからこのギヤボックスにもかなりの負担が掛かります。

 

以前、ギヤボックスの補強金具を取り付けた記事を書いてますので、参考にどうぞ。

 

ハマーH1 ステアリングギヤボックス補強取付をDIYでやってみたら地獄だった・・・

 

この補強金具が付いてても、ギヤボックスは壊れる時がありますが、あった方が絶対いいです。

何しろ、ギヤボックスからオイル漏れしだせば、高額な修理になりますから・・・

 

AT、トランスファーギヤ関係のトラブルとポイント

 

ATとトランスファー関係もトラブルがあります。

下回りの写真からですが、

これがトランスファーギヤです。ハマーは四輪駆動車なのでこのパーツがあります。

 

このギヤ自体からオイル漏れが始まったり、ギヤ上部にあるメクラ栓から漏れたりします。

購入前には下からオイルが漏れてないか、確認しましょう。

 

次にATです。これは、比較的丈夫なのですが、弱いのがバイパスホース類です。

これは先のトランスファーギヤのオイル循環も同じくですが、要所でゴムホースを使用してます。

私のハマーも若干滲みがありますね。

 

これがある日突然破裂して走行不能になったりするそうです。

 

ホース類の劣化点検も必要になります。

図面で見ると、こんな感じです。

クランプが使われる所が全て耐油・耐熱ゴムホースです・・・

 

あとは、トランスファー、AT共にオイルの定期的な点検交換が必要です。

 

特にトランスファーケースのオイルがいつの間にか無くなり、焼き付くトラブルがある

そうですから、ある意味減ってても足せばいい、とも言えますね、乱暴ですが(^^)

 

ブレーキ関係のトラブル

 

これはまさに今、私が見舞われてるトラブルです。

 

それは、サイドブレーキの固着というトラブルです。

上はリヤ左のサイドブレーキを下ろしてる状態で、

こちらは右側のサイドブレーキを下ろしてる状態、正常なのは右側です。

つまり、サイドブレーキが固着してるというわけです。

 

こうなると、リヤブレーキのオーバーホールが必要になります。

 

これから購入する方や、既に持っている方は、サイドブレーキを引いてない状態で

リヤの左右が右側のようにレバーが後ろに引かれてたら正常です。

 

あとは、ブレーキキャリパーのピストンが錆びて動きが悪くなって、

ブレーキが片効きしたりもしますので、メンテナンスが大事ですね。

 

余談ですが、ブレーキパッドの交換も、専用工具が無いとキャリパーを

外すことも困難なので、整備に出す場合は注意が必要です。

これで足回り・駆動系は終了です。次回に続きます・・・

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ヒロシです。

筋トレとアメリカ車をこよなく愛する中高年オヤジです。

筋トレは10代後半から始めましたので既に40年近くになります。

ここ10年くらいはいろいろなパーソナルトレーニングを受けてきました。

その内容を差支えない範囲で書いていきたいです。

また、アメリカ車も大好きで、特にハマーには

こだわりがあります。

この車についても書いていきます。

その他海外旅行や趣味、その時々で興味があることを書いていきたいと思います。

 

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