出典:Víctor Martínez Chest | Body Shape (bodystylish.blogspot.com)
私にとって大胸筋は比較的効きやすい部位といえます。
でも胸に効かない、という人が多いのも事実です。
そんな胸に効かない、という人に限って、肩や腕は発達してたりします。
そこで今回は、大胸筋に効かない、という人が陥っているかもしれない
大事なポイントを紹介します。
結論を先に書くと、
・両肩が上がってしまっている
・肩甲骨を寄せるつもりが結局開いている
・必要以上に高重量でトレーニングしている
の3つになります。
このポイントを修正すれば、貴方も大胸筋に効くようになるかも!
Contents
ポイント1 両肩が上がってしまっている
まずは下の動画を観てください、IFBBプロ、ジョナサン・ハンブリックの胸トレです。
https://www.youtube.com/watch?v=vqHEQjVtbcQ
この動画の中で、7:00からのチェストプレスがわかりやすいです。
両肩がプレスした際に前に出ていないのがおわかりでしょうか?
胸に効かない、という人はこの動画と逆の事になってます。
つまり、プレスの際に両肩が前に出てしまってるんです。
いや、俺は絶対に両肩は前に出してない!
という貴方、プレスの時に意識してみてほしいんです。
意外に両肩を前に出さないのはプレス時に窮屈に感じるんですよ、
なんかプレスで押し切ってないように感じます。
でもそうなってて正解なんです。
両肩が入るとプレスで高重量が扱えるんですが、それでは胸に掛かる刺激が
両肩、フロントヘッドに載ってしまうので、肩に効いてしまうんです。
そしてその状態では、次に説明する肩甲骨が開く事に繋がります。
ポイント2 肩甲骨を寄せるつもりが結局開いている
肩甲骨を寄せる、これが胸に効かせるポイントだということは、
どこでも良く書いてありますよね。
ベンチプレスを含むプレス系では必ず肩甲骨を寄せて、
といわれて、実際意識して肩甲骨を寄せてからセットに入ると思います。
でも、いざトレーニングを開始すると、いつの間にか開いてるんです。
何故か?
一つは先に説明したプレスでの両肩が前に出ることで開くんです。
特に高重量であれば一度開いてしまえば元には戻せないでしょう。
肩甲骨を寄せることで、胸を張ることになり、より大胸筋に
負荷が入りやすくなるんですけど、それを自分でフラットにしてるんです。
これは実にもったいないと思いませんか?
マシンでもベンチでも、セットに入る前にしっかりと肩甲骨を寄せて、
それこそ痛さで背中が攣るくらい力を入れないと駄目です。
そしてこれは、必要以上に高重量を扱う事で更に助長されてしまいます。
ポイント3 必要以上に高重量でトレーニングしている
これもとても多いと思います。
筋肥大に最適なレップ数は、大体8~12回くらいです。
時には15回とか、高回数でもやったりしますが、極端な高重量で
2~3回しかできない、などの高重量は避けるべきです。
あくまでも正しいフォーム、肩甲骨が寄せれた状態、プレスで両肩が
前に出ない、そのフォームを維持できる重量でトレーニングしましょう。
貴方がウェイトリフターならこの記事は有用では無いでしょう。
でも筋肉を大きくするためには、大胸筋に効かせる為にやらねばなりません。
単に高重量で規定回数をクリアして、喜んでても結果が出ないと意味ないんです。
正しいフォームでトレーニングしないと、いつまでも遠回りになります。
見栄やエゴは捨てて、正しいフォームを維持できる重量に設定するべきです。
終わりに 大胸筋に効かせるには3つのポイントを抑えよう
出典:bodybuildingcom
今回は大胸筋に効かせる為の3つのポイントを紹介しました。
こうして文章で書くと、 ああ、なるほど、
で終わってしまう事が多いとは思うんですけど、とても重要な事なんですよね。
基本、胸のプレス系はフリーウェイトであろうと、マシンであろうとこの3つのポイント
は肝なんです。
そこを抑えずに単にトレーニングしても美味しいところを逃してる事になります。
とにかく胸のプレス系をやるときには、
・両肩を落としたまま動作する。
・肩甲骨を寄せた状態を維持する。
・必要以上に高重量ではやらない。
を常に意識しながらトレーニングをやってみてください。
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