ハマーH1にはウィークポイントがいくつかありますが、
特によくダメになるのがフロントドアのハンドルが
ぐらぐらになってしまう、というものです。
これについては私も事前にクラブのエッセイを読んでましたので、
覚悟はしていましたし、実際購入にあたって現車確認した際、
ハンドルは怪しい感じでした。
今回はこのハンドルの補修をしたので紹介したいと思います。
同時に、もう一つエアコンのドレン排水が詰まる、
というトラブルもよくあるようで、今回私のハマーも同じ症状でしたので、
これについても書いてみます。
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きっかけはパワーウインドウの調整時に発覚した
ドアハンドル自体のぐらつきを決定的にしたきっかけは、
助手席側のパワーウインドウの動きが渋くて、
その調整をするために内張りを解体した時に発覚したものです。
写真は内張りを剥がした状態です。
内張りを剥がす際に、先にドアハンドル、ドアラッチ、
パワーウインドウスイッチを取り外します。
外してみてびっくり、
中が砕けてますね、しかもそれをテープで固定してたようで、
ボルト2本を緩めると周囲の樹脂がもげてしまいました。
最近は対策品として、樹脂部分が金属になっているハンドルが出てます。
でも私のハマーは96年式なので、ハンドルのカラーがグレーで、
既に生産中止になってて、色が合わないのです。
それと、結構値段が高いです。
これは現地価格ですから、輸送して税金が掛かるともっと高いですね、
そこで、自分で修理してみようと思いました。
ボルト固定部を金属補強し、エポキシパテで固定する
私が考えたのは、まずハンドル内側のドアパネルと固定するボルト2本貫通箇所に、
補強の金属プレートを入れることでした。
これはホームセンターで穴あきプレートを購入し、適当な長さに切断しました。
はい、こうなりました。
後はこの内側の黒い樹脂割れを補強していきます。
既に割れた残骸があったので、大きな隙間に残骸を詰めました。
そこでエポキシパテの出番です。
この商品、2液性というか、粘土状になってる2つを混ぜ合わせて硬化させます。
硬化に掛かる時間は60分ということなので、
手早く混ぜ合わせて割れた樹脂部分に盛って、表面を押さえます。
ボルトは先に一旦貫通させた状態でパテ処理を行いました。
この状態で丸1日置いて、翌日に取付作業をしました。
何とか固定完了しました、ハンドルもぐらつきませんのでこれで良しとします。
今後の使用頻度で強度が落ちてくるかは不明ですが、暫くは問題ないでしょう。
続いてエアコンです。
ハマーのしょんべん
まずはこの写真をみてください。
はい、ハマーのしょんべんですね。笑
というのは冗談ですが、実はこれ、エアコンドレン排水です。
車に乗ってエアコンを掛けると、下回りからポタポタと水が落ちてますよね?
このポタポタ落ちる水がエアコンのドレン排水なんですが、
ハマーの場合この排水口に先にぺちゃんこのゴムが付いていて、
このゴムから排水するまでにゴミ等が溜まり、水が出にくくなってくるようです。
これを放置しておくと、エアコンユニット自体が水没して故障します。
ですからクラブのエッセイでもこのゴムはよく揉むように指導されてます。
私も当初から読んで知ってたので、エアコン修理から引き上げた際は、
注意してましたが、結構普段から排水量が少なくて、
逆に駐車して1週間経過しても、いつまでも床に水染みがありました。
ある日、これってもしかして、排水詰まってるのでは?
と思い立ち、細いパイプをドレン排水口に突っ込んで抜き差ししてみたら、
上記の写真のような状態になったという次第です。
この排水、2~3分は出てたと思います。
今の所エアコンの可動には問題無いのですが、ここはハマーの弱点なので、
エアコンを使いだす時期には詳しく点検が必要です。
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