私のようなおじさん世代にとっては、
筋トレ=ボデイビルという認識しかなかったので、
今の筋トレブーム?にはちょっとした戸惑いもあったり。
だって、かれこれ30年前なんて筋トレを本格的にやるといえば、
それはスポーツ補強としてか、ボディビルとしてか、という認識だ。
汗臭い狭いボデイビルジムで、唸り声あげながらトレーニングする、
というのがその頃の認識。
それが今や、YOUTUBEなんかでばんばん動画をアップしてて、
仲間と一緒にトレーニングとか、スーパーへ食事の買いだしとか、
まるでプロビルダーの動画みたいにアップしてる。
そんなに特別デカい身体ではないけど、そこそこ筋肉もついてて、
かっこいい、というイメージか。
昔私が観てたビデオとかは、プロビルダーのトレーニングや、
日常生活のシーンとかだった。
そんな生活スタイルに憧れて、身体に憧れてモチベーションを
あげてジムに行ってた。
それが今は、特別モンスターみたいな身体でなくて、
誰もが頑張ればそこそこなれそうな身体で、動画アップしてて、
そのファッションとかも皆が真似て同じようなスタイルで
ジムでトレーニングしてるのを見かける。
最初はなんて変わった服なんだろう、と思った。
両脇が極端に開いてて、でもタンクトップとは違う変わった服。
それが動画を見ててああ、これか、とわかったくらい。
筋トレがフィジーク選手たちのお蔭で流行りになったようだ。
私のいる田舎のフィットネスジムにさえいるんだから。
我々マニアからみれば、細マッチョ系の身体がちょうどいいくらいか。
でもなかには結構凄い身体の選手もいる。
ビルダー顔負けのバルクを持つ選手もいるようだ。
彼らが動画に自分たちのトレーニングシーンを頻繁にアップ
してくれた効果か、そうした雰囲気に憧れて、筋トレを始めた、
という人も多いに違いない。
2~3人でジムに来て、一緒にトレーニングしてたりする。
コテコテのビルダーが着るシャツでトレする人は少ない。
これも時代の流れなんだろうな。
今私が20代なら間違いなく同じようにやってるだろうなあ。
流石に50を越えたおっさんがあのかっこは抵抗あるし。
これを機会に、もっともっと筋トレを好きになってほしい。
一過性の流行でなくて、根付いてほしいと切に願う。
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