ウェイトトレーニングでのバーの握り方について書いたが、
今日は実際にプロビルダーのトレーニング映像を見ながら、
検証してみよう。
まずはプロビルダー、デクスタージャクソンの映像を見てほしい。
YOUTUBEより↓
https://www.youtube.com/watch?v=Xy4IF312MC0
これは2013年のミスターオリンピアに向けてのトレーニング。
胸のトレーニングです。
まずはスミスマシーンインクラインベンチプレスから。
デクスターのバーの持ち方ですが、昨日書いたとおり、サムレスグリップですね。
続いて2分14秒辺りから、マシンでのベンチプレスです。
これも同じくサムレスグリップです。途中で握りを外したりしてますが、
これが掌底部分のみに負荷が掛かるようにしている、ということです。
2分30秒辺りからのこの映像が更にわかりやすいですが、手は握りこまずに、
指先だけをハンドルグリップに乗せかけてるのがよくわかると思います。
そして動きですが、決してフルレインジでなく、トップもロックする手前で、
テンポよくレップを重ねてます。これも負荷が胸にかかったままなのでキツいです。
次はインクラインダンベルフライです。4分30秒から見てください。
まずはしっかりボトムでフルストレッチさせてますね。トップでは収縮させてます。
そしてグリップですが、良く見てください、ダンベルの上側寄りを握ってます。
実はこの上側寄りの握り方も効かせる為の方法の一つです。
このように握ることで、ダンベルの重量バランスは下側が重くなります。
それによりダンベル自体の重量をより下側にかけているわけです。
余談ですが、5分26秒からこのダンベルフライをやってるベンチが写ってます。
私は日本でこのようなベンチがあるのかはわかりませんが、
このベンチだと胸を更にストレッチできるのではないかと思います。欲しいですね。
次はシーテッドチェストプレスマシンでのチェストプレスです。
6分辺りからですが、このマシン、軌道はストレートになってますね。
テカのチェストプレスマシンはトップで絞り込む軌道で私のお気に入りのマシンです。
デクスターは、縦型グリップを握ってプレスしてますが、これで胸筋内側を刺激しています。
このようにプロビルダーのビデオを観ると、勉強になることが多いんです。
ですから漠然と身体を見るより、グリップや軌道、意識の仕方を観ると面白い発見があります。
毎回とはいきませんが、又違うプロビルダーのビデオを観ながら記事を書いてみたいと思います。
コメント