HUMMERH1 DIY点検整備 オイル交換、エアコン点検で快適な夏へ!

HUMMER H1について

今年もまた暑い夏がやってくる。

 

去年は初めてハマーH1で夏を経験しましたが、まあ暑いのなんの・・・

 

とにかくエアコンが利かないんです、真夏は。

 

外気温が25度~28度ならマシですが、30度越えたら熱中症です。

 

他のオーナーに聞いても、良く利く、という人も数名いますが、

利かない、暑い、という人が多かったので、こんなものかと諦めが入ってました。

 

でも、今回連休で出かけることも無いので他の整備も兼ねて点検実施。

 

その結果、かなり改善されたのです。

今回は他の整備も合わせて記録しておきます。

 

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Contents

まずはオイル・フィルター交換とグリスリパック

 

丁度前回オイル交換から半年経過したので今回オイル、

フィルター交換を実施。

 

オイルは九州の師匠に教わったオイルを購入してたので交換。

 

今まで自分の車でオイル交換は2度しかしたことなかったんですが、

今はやってくれるお店がないので自分でやります。

 

ドレンパンからプラグボルトを外してオイルを抜きます。

 

今回は新しいプラグボルトとパッキンを用意。

左がこれまで使ってたモノ 新しいのは磁石付きですね(^^)

ドレンパンに取付ます。

 

フィルターはこちらを交換

純正品と同じ品番なのでこれで良いみたいです。

 

廃油は廃油ボックスを2個用意して廃棄。

 

マニュアルにはオイルは7.6Lと書いてますが、九州の師匠ブログには、

7L入れてからエンジン掛けて5分してからオイルゲージで確認しながら

注ぎ足すよう書いてあるので忠実に守ってやってみたら、

 

なんと7Lで既にオイルゲージのフルライン一杯でした・・・

 

入れすぎもいけませんから、次回はもう少し少なくしてみます。

終わってから足回り、駆動系グリスリパック。

オイル交換ごとに必ずやるようにしています。

 

大事なハマーですからね(^^)

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エアコンの温水切替を点検、すると・・・

 

さて、日付変わって今度はエアコンの点検です。

 

これも九州の師匠も、関東の師匠も同じアドバイスでしたが、

要するにエアコン掛けていても温水が入る故障があり、

 

冷房と暖房を同時にやってるみたいなことになり、これでは利きは悪いですね。

 

そこでまずはリアエアコンのカバーを外してエアコンをオン。

 

内気循環スイッチもオンにします。

写真のカーオーディオ下にエアコンコントローラーがあり、3つのレバー間にボタンがあります、

右はエアコンボタン、左が内気循環ボタンです。98年式からエアコンも変更されてます。

 

吹き出し口は一応冷たい風が出ますが、これがいつも真夏は生ぬるくなってます。

 

そこでリアエアコンに繋がるヒーターホースを触ってみると・・・

熱い!

 

こりゃ、完全に温水が回ってます。

 

これでは利き悪くなって当然です。

 

そこで今度は温水切替バルブがどうなってるか確認しました。

 

ヒーターホースに冷房で温水が回る原因として教わったのは、

 

①エアコンのコントローラー内トランジスタが壊れて信号が送れない

 

②温水切替バルブを動かす電磁弁が壊れている

 

③温水切替バルブが壊れている

 

と大体この3点のようです。

 

マニュアルの一部を見てみましょう。

 

この画像でバキュームソレノイドとあるのが電磁弁です。

 

その下のホットウォーターバルブが温水切替バルブです。

 

この温水切替バルブの姿図で、頭部のキャップ下部にロッドがあり、

これが下に出ている時は暖房で、引っ込んでる時が冷房と関東の師匠がアドバイス。

 

まずは自分のハマーがどうなっているか点検すると、

冷房にしてるにも関わらず、ロッドが出ています。(少し見にくいですが・・・)

 

これは温水が回ってます。

 

実は私の乗る96年ハマーの温度切替レバーを冷たい側(青色)に

回せばこのバルブのロッドが引っ込んで温水をカットするのが正常。

 

でもそれが出来ていない。

 

この温水切替バルブを動かすのはエンジン側のバキュームで引っ張り、

その切替をするのが電磁弁ですが、これも外して点検。

すると電圧掛けても無反応。

 

エンジン側のバキュームホースはエアを引っ張ってるので正常です。

 

つまり今回は、電磁弁、又は電磁弁とコントローラーの故障の可能性大です。

過去のクラブエッセイにも事例が出ていました。

 

ハマーオーナーズクラブジャパンエッセイ

 

このエッセイはハマートラブルシューティングの宝庫なのです。

 

電磁弁は交換するとして、今回は強制的にヒーターオフ、つまり温水が

回らないように細工しました。

 

具体的には常に温水切替バルブのロッドを引っ込んだ状態にしました。

 

ゴムバンドでキツく締め上げたのでロッドも引っ込みました。(上記写真参照)

 

さて、これでエンジン掛けてエアコンをオンにしてみると、

暫くしてヒーターホースを触っても冷たいままです。

 

吹き出し口から出る風もとても冷たくなりました!

 

まあ、真夏にどれだけ利くかはまだわかりませんが、今の所はとても冷えます。

 

私としては利き具合が改善できれば真夏の運転が快適になるのでうれしいですね。

 

次は内気循環スイッチ押しても外気を吸い込む問題

 

これもオーナーズクラブのエッセイで書かれていたことですが、車のエアコンには内気循環スイッチがあり、

これを押すことでエアコンで冷房時に車内を早く冷却出来ます。

 

ところが私のも含めて96~97年型のハマーは時々この内気循環スイッチを押してても

外気を吸い込んで冷却する故障が出るそうです。

 

原因はいくつかあるのですが、これまでエッセイや、東京、九州の師匠方に相談したところ、

コントローラー内の故障で切替モーターが動かなくなることだそうです。

 

そこでまずは内気循環フラップを動かすアクチュエーターを点検しました。

 

写真の助手席足元の黒いボックスがエアコンユニットで、その右横に見えるお結び型の

モーターユニットがアクチュエーターです。

スイッチを押すとインジケーターが点灯してアクチュエーターが動くはずが、

見ると動いてません。

 

そこでアクチュエーターのコネクターを抜き差しして、手動でモーター軸部分を

左右に回転してみました。

 

それから再びエアコンオンして、内気循環スイッチを押すと、

無事外気を吸い込まなくなりました。

 

外気を吸い込んでいるかどうかは写真の通り、エアインテーク外部側に

スリットがあります。ここからエアを吸い込んでたら外気を吸い込んでるそうです。

これで温水切替の温水を強制的にシャットアウトして、

内気循環も強制的に外気を吸い込まないようにしました。

 

エアコンを掛けると、明らかに以前と違って冷えが良くなりました。(^^)

 

真夏にどうなるかがわかりませんが、去年よりマシにはなるはずです。

 

終わりに

 

今回はオイル・フィルター交換、グリスリパック、エアコン点検について書きました。

 

普通の車ならこんな事は自分でやらずにさっさと修理工場に持ち込んでやってもらいますが、

何しろハマーH1はその辺の修理工場では扱わない(扱えない)のと、

 

私は素人ではありますが、一応マニュアル見ながらハマーの事を良く知ってる諸先輩に

 

わからないことを相談しながらやってるので何も知らない修理工場に出して壊されるより

マシなのです。

 

今後も色々出てくるでしょうけど、できるだけこのブログで紹介していきます。

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ヒロシです。

筋トレとアメリカ車をこよなく愛する中高年オヤジです。

筋トレは10代後半から始めましたので既に40年近くになります。

ここ10年くらいはいろいろなパーソナルトレーニングを受けてきました。

その内容を差支えない範囲で書いていきたいです。

また、アメリカ車も大好きで、特にハマーには

こだわりがあります。

この車についても書いていきます。

その他海外旅行や趣味、その時々で興味があることを書いていきたいと思います。

 

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