皆さんは筋トレを始めるきっかけは何でしたか?
私は映画や写真で見た筋肉が発達した身体に憧れて、どうやったら
あんな凄い身体になれるんだろう、という気持ちが湧いてきて、
その手段としてウェイトトレーニング、いわゆる筋トレをすることと
知ってそれ以来ずっと継続しています。
やり始めた頃は特別大きな身体でもなく、至って普通の体型でしたが、
今は多少は筋肉ついたな、という身体になりました。
もちろん、いくらでも上には上がいるわけで、身体を大きくする、筋肉を発達させる、
という欲求はいつまでもきりがないものです。
私も30代後半まではとにかく高重量に挑戦し、毎回のトレーニングで前回より
記録更新(回数が増えたり、より重いウェイトが挙がったり)をモチベーションに
やってきました。
でも人間は永久にパワーアップするわけもなく、いつかはストップします。
そんな時、モチベーションは下がり気味ですが、どうすればモチベーションを向上させれる
でしょうか。
Contents
使用重量、回数増加の落とし穴
筋トレをやり始めて最初の1~2年は、面白いように回数が増えたり、
使用重量も上がっていきますが、これは単に筋力アップしたことだけで
なくて、これまでやったことない動きに対して神経系が順応することで
使用重量も上がって行く場合が多いです。
世の中には凄まじいパワーを出す人も確かにいますけど、
では仮にベンチプレスで500キロ、600キロ挙げる人は?
そんな人はこれまで見たことないし、到達もしないでしょう。
筋肉の限界の前に、骨や腱が限界に達してしまうでしょうね。
だからたいていはある程度重量が増えてきたら、
そこからは少しの重量アップも長い期間が必要になったり、
或いはもう使用重量増加も望めなくなってきます。
でも一度使用重量アップの魔力に憑りつかれると、いつまでも
それにこだわり、やがて怪我したり、モチベーションも落ちてきます。
こうなるとジムに行くのも楽しくないし、
今日ベンチやって、前回クリアした回数が出来なかったら、
その落ち込みは相当なものになります。
終いにはジムに行くのが憂鬱になり、今日目標回数クリアしなければ
どうしようとか、逆に落ちてしまうと凹んでしまい、
その日全ての残りのトレもやる気がなくなってしまったり。
かつての私もそうでしたからね。
ボディメイクとしての筋トレなら、重量に拘らない
隣で高重量でベンチやってる人がいたら、ようし、俺も!
となる気持ちは、よ~くわかります。
でも貴方が筋トレをやる目的は何ですか?
高重量さえ挙げれたら満足できますか?
それで身体は大きくならなくてもいいですか?
もしそうなら、これまで通り重量を求めるトレーニングで
いいと思います。あくまで自己満足ですから。
でも筋肉を発達させたいんだ!
という人は、方向性を変える必要があると思います。
それは、目的の筋肉に適当な刺激を与える、ということです。
ウェイトはあくまでその手段にすぎないという事です。
いや、だからガンガン高重量で追い込めばいいんじゃないか!
もちろんそれで発達してるなら、それでもいいと思います。
でも全然身体が変わらないんだ、
という人は、使用重量倍増ゲームは中止して、
筋肉に適当な刺激を与えて追い込むトレーニングした方がいいです。
重量追わないでモチベーション保つには?
確かに重量求めれば毎回記録更新できてれば、それは目に見えて
進歩してる、ということになるからモチベーションは上がりますね。
でも例えベンチで200キロ挙がっても、胸の筋肥大が思うように行かないなら
モチベーションは下がりますよね?
だからこうした使用重量に拘らず、まず目的の部位に刺激が入る、
そんなトレーニングなら、毎回トレーニングしてもセット終了後に、
ああ、胸に効いてるなあ、
そう感じることが毎セットできてれば、充分モチベーションアップします。
効いてる=筋肥大のスイッチが入った
ということですね。
あ、タダ単に効いた!
というだけではダメですよ、あくまで限界まで継続しないと。
当然、人間はできるだけ筋肉のような無駄なモノを必要以上に増やさないよう、
身体は抑制をかけますから、それに逆らって毎回刺激を与えていくわけです。
そんなに短期間で身体は変わりません。
経験者ならよくご存じと思いますけど、懸命にやっても1年で1~2キロ筋肉で
増やせたら、成功ですよ。
まとめ
さて、まとめると、モチベーションをアップさせるには、
筋肉にしっかりと効かせること、それを毎回感じられることで、
効果的なトレーニングができていると思える、
それでモチベーションも上がるということです。
まあ、当たり前なんですけどね、人間は永遠ではないんです。
いつまでも生き続けることはできないし、限りがあります。
だからこそ、今筋トレができること、それ自体に感謝し、
毎回のトレーニングを大事に行っていかなくてはダメなんです。
例えば胸のトレーニングなら、週に1回やるとしたら、
1ヶ月に4回、1年では48回程度しかできないわけですよ。
そう考えると、1回のトレーニング、1セット、1レップって、
大事だと思いませんか?
人間には限りがあるんです。
だから毎回のトレーニングで結果を積み上げられるよう、
楽しみながら頑張りましょう。
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