アメリカ車乗りにとって、
毎年頭が痛いのが自動車税だろう。
最近でこそ3600ccとか、
4000ccまでの大型車も出てきたが、
私みたいなV8エンジンにこだわるオーナー
には無縁の排気量だろう。
そして大排気量の自動車税が高すぎて、
泣く泣く手放すことになった人も多いだろう。
何故こんなにも高いのか?
Contents
目 次
1.そもそも何でこんなに高いのか
2.古い車は更に増税
3.本当のエコがわかってないのでは?
4.まとめ
1.そもそも何でこんなに高いのか
最近のアメリカ車は排気量も少ない車種が
出てきた。
代表的なのは、大型ピックアップトラックだが、
例えばフォードのF-150シリーズ。
引用
http://www.kurumaerabi.com/car_news/info/87588/
この車は何と2.7LのV6エンジンだ。
しかもV8並みのパワーときた。
自動車税の金額が大きく違ってくる。
これだと51000円で済むのだ。
まあトラックは貨物なので、
実際は貨物車の税額16000円とかだが。
比べて古いアメリカ車は中型セダンでも、
V8エンジンで排気量は5000ccが普通。
そしてこれだと自動車税は88000円だ。
高級車、普及型車に関わらず、である。
これはひとえに、昔の日本の自動車に対する
価値観から税額が設定されているからだ。
つまり大排気量車に乗るような人は、
贅沢だという理屈だ。
昔は日本車は大きくても2000ccとか、
3000ccだった。
それから比べたら5000ccは贅沢だ、
という理屈なのだ。
2.古い車は更に増税
しかも登録してから10年が経過すれば、
更なる増税である。10%上乗せだ。
これが大排気量車になると凄い数字だ。
6000ccまでの車両なら、
88000円→96800円
6000ccを超える車両なら、
111000円→122100円
もうほとんど毎年車検代ですよ。
3.本当のエコがわかってないのでは?
これは国の考え方として、
大排気量車は環境に悪いし、しかも
旧い車はさっさと廃車にして、
エコな車に乗り換えなさい、という
ことだろう。
しかし考えてみてほしい。
旧いからといって廃車にしてしまい、
更なるゴミを増やすことがいいことなのか。
いつまでも古いモノを大事に使って、
手入れして乗り続ける方が、
よほどエコなのではないのか。
ましてや古いアメリカ車なんて、
別に裕福な人間が乗ってるとは限らない。
庶民でもその車が好きだから、
大事に乗っているだけの場合もあるはずだ。
4.まとめ
特に古くなったアメリカ車が、大排気量車だから、
と更なる増税をするのではなく、
いい加減自動車税も贅沢だから、というやり方より、
一律同じ税額にしてしまうとかすればいいのだが。
古いモノを大事にすることを、優遇してほしいなあ、
と常々思っている。
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