アメ車輸入代行詐欺に遭ってから 被害に遭わない為には 完結

前回までの記事はこちらです。↓

https://hummer2005.oops.jp/1343.html

https://hummer2005.oops.jp/1348.html

ここまで私が経験した詐欺被害について書いてきました。

正直、自分にとっては恥の部分だし、また読んでる方にも

あまり気分がいいものではないことも重々承知の上です。

もっと生々しいやりとりもあるんですが、そこまで書いても

仕方ないことなので、これで大体の経緯はわかってもらえるかと。

これまで詐欺に遭ったこともない方にとっては、

馬鹿な奴だなあ、

で済んでしまうことでしょうし、所詮は他人の不幸でしょう。

でも私が今回ここで言いたいのは、これ以上同じ思いをしてほしくない、

との強い気持ちからなんです。

巷では新手の詐欺をはじめ、貴方を陥れようと手ぐすね引いてる

輩が沢山いるんです。

そんな輩から身を守るには、また途中で被害から逃れる術こそ重要です。

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Contents

大金を払う前に気を付けたいこと

今回の業者ブーは、最初から全員を騙すつもりではなかったといえます。

何故なら、立ち上げ当初は何人かに納車してますし、

お金と商品さえ回ってれば問題なかったと思えます。

ただ、ブーには前回失敗した際の債務があり、その金を上がった利益から

少しずつ返済しているんです。

でも途中で客とトラブルになり、そこから狂い始めます。

そのトラブルを捲いた種は全て本人の資質の問題です。

今回の客の中には契約書を交わした方もいましたが、結局返金も納車も

できないまま、ローンだけを支払い続けてる、というケースが多いです。

幸い私は現金支払いでしたので、金利まで、とはならなかったんですが。

 

どのような買い物にしても、まず必要なのは、相手の 信用調査 です。

取引内容とか、会社周辺での評判とか、事前に調べるんです。

それらをして信用度を確認できて初めて、支払いするべきなんです。

名の通った大企業なら心配ないでしょうけど、小さな企業だとどんな

事業内容かはサイトを見ただけではわかりませんから。

 

私は輸入代行自体は、素晴らしいビジネスだと今も思ってます。

日本国内にいながら、貴方の代わりに遠くアメリカから商品を買い付けし、

輸入し、手渡してくれるんですから。

ただ、代行するには現地で先に支払いする必要があるので、どうしても

先に支払いする必要があり、そこが悪い奴には都合いいわけです。

私みたいに目先の安さだけで飛びつくと、痛い目に遭うかもしれませんよ。

サイトを見ただけでは判断できない

私もそうですが、最近はネット社会なので何でもサイト検索できます。

そこで検索にかかったサイトを閲覧すると、素晴らしい内容になってます。

要はプロにお金を払って素晴らしいサイトを作成してるんですよね。

だからそこだけを見ても本当のことは見えてきません。

例えば納車したことを紹介してるとして、写真で笑顔のオーナーと愛車が

移った写真を載せれば、簡単に信じますよね。

でもこれ、もしかしたらサクラかもしれないし、他の業者サイトから

コピーして貼り付けたりする輩もいるんです。

業者ブーもそうでしたから。

これだけみて舞い上がってては相手の思うツボなんです。

ですからサイトだけで判断するのは止めましょう。

逆にサイトで判断できることもあります。

サイトに企業情報をどこまで上げてるか

今回の経験で言えるのは、まず自分が興味を持った業者のサイト、

ここにある会社情報、企業情報がしっかり掲載されてるかどうか、

まずはそこを確認した方がいいです。

代表者名や、基本的な事を掲載してない業者は怪しいです。

それとできれば信用調査をしたら尚いいです。

大事なお金を払うんですから、そこは面倒がったり、大丈夫だろうと

根拠のない信用はしないことです。

そこを怠ったから私は被害に遭ったんですから。

疑ってかかるのは気分的にいまいちですけど、被害に遭わない為にも

ひと手間かけてから正式に依頼した方がいいです。

逮捕されたら被害回復は不可能である

これはわかっていたことですけど、逮捕されたら被害回復は諦める

ことになります。

自分のお金なんて、とっくにどこかに廻されてるか、次の獲物を

得る為に見せ金として使われてます。

警察も捜索したそうですが、お金は無かったそうです。

もっとも、仮にお金があったら隠すでしょうね。

 

業者ブーの場合は、結局複数の同業他社に支払いを滞らせ、

客の為にと輸入した自動車はブーが協力業者に支払いしなかった為に、

カタに取られて転売されてたり、

横浜港の保管会社に放置されたまま、というケースもありました。

また、複数の被害者にお金を振り込ませて1台だけ輸入して、

車両と書類をそれぞれの被害者に分けて渡して、そのまま虚言で放置。

後で警察が調べて被害者どおしで交渉させた、というケースも。

こんなことを平気でやる人間がいるんです。

この被害者さんたちは、お互い話し合って書類を持った被害者は車を

持ってる被害者に数十万で書類を売却し、解決させたと聞きました。

全くの0よりはましだ、と。

私も車さえ持ってれば、同じようにして解決できたかもしれません。

後悔先に立たず、です。

とにかく、逮捕されたらお金は戻らない、これだけは言えます。

被害者の会は、詐欺師の規模によっては意味がない

これもよく耳にすることですけど、被害者の会を立ち上げて皆で

訴えを起こす、とかです。

これ、相手が大きな企業とか、財産がたっぷりあるヤツ、社会的地位の高い

相手とかなら有効でしょうけど、

単なる個人経営者とか小さな企業相手では全く意味がないです。

だって、相手にそれだけの能力がなければ、小さなパイを皆で取り合いする

だけなんです。

だから、こうした小さな相手には、単独、又は少人数で追い込むべきです。

でないと被害回復しても小分けして手元にいくらも残りません。

弁護士も相手をみて依頼すべき

これも同じ理由です。

そもそも弁護士に依頼して正式に動いてもらっても、

そこでお金を取り返せる保証はないんです。

仮に裁判を起こして勝訴したとします。

相手に支払命令が出ます。

ああ、これでお金は返ってくる、と安心できるか・・・

できないですよ、そんなの。

 

だって、相手に支払う気がなければ同じことですよ。

今金がないので、すこしづつでも返済します、と言って終わりです。

裁判で勝ったところで、効力はそんなもんです。

これも相手が名誉ある地位にいる人、大企業、などに限っては、

賠償に応じるでしょう。

でも個人経営者なんて、踏み倒せば終わりですよ。

大企業とかは、支払いしないことで落とされる名誉を守ろうとしますけど、

個人経営者なんかは、実を取りますよ。

そんなことするくらいなら、他の方法で金を取り返す方がまだましです。

どんな方法か、それはここでは書けませんのでご想像にお任せしますが。

最後に

いつか書こうと思いながら、なかなか自分の被害については書けなかったんですが、

こうして書いたことで気持ちの区切りとしたいと思ってます。

とにかく、同じような被害に遭わない為には、

・取引相手の企業信用情報をできるだけ得ること

・サイトがあるなら企業情報にどこまで書いてあるか確認すること

・サイトにある情報についてリサーチすること

最低、これくらいはやってからお金を払いましょう。

それでも被害に遭った、又はおかしいな、と思ったら、

迷わず第三者や警察にも相談することです。

未然に被害を防げること、ここが大事なことですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヒロシです。

筋トレとアメリカ車をこよなく愛する中高年オヤジです。

筋トレは10代後半から始めましたので既に40年近くになります。

ここ10年くらいはいろいろなパーソナルトレーニングを受けてきました。

その内容を差支えない範囲で書いていきたいです。

また、アメリカ車も大好きで、特にハマーには

こだわりがあります。

この車についても書いていきます。

その他海外旅行や趣味、その時々で興味があることを書いていきたいと思います。

 

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