もうかなり前のことだけど、当時はよくボディビルコンテスト観戦に行った。
その当時お世話になっていたジムのメンバーが地方のコンテストに挑戦していたので、
毎年夏場の恒例行事的な感じだった。
私は今までコンテストに出たことはない。
コンテストに出たいと思ったことはなかったからだが。
まあ、出たい人は出ればいいと思う。
その日も地方大会で、私が所属するジムからも4名が出場したので、
ジムのオーナーも一緒に観戦に行った。
大会自体の雰囲気は好きだったし、他の観客もトレーニングしてるな、
とわかる人達ばかりで、そういう人達を見るのも刺激になった。
ミスター日本も2度観戦したし、他団体のコンテストも何度も観戦した。
あれだけのコンディションに持っていくこと自体が凄いことだし、
自分が好きなこととはいえ、尊敬のまなざしで観戦していたものだ。
さて、わがジムの会員さんが出場し、応援するのは当然のこと。
終わってからみんなで帰宅の途について、ジムの近くで慰労会が恒例だ。
その日も大会出場者と応援の会員さんたちと飲んで食べてボディビル談義。
一番楽しいひと時のはずだったが、斜め向かいに座るコンテストビルダーが、
お酒の影響もあってか、絡んできだしたのだ。
それは唐突に始まった。
仮にコンテストビルダーをA選手とする。
A選手「〇〇さん(私の名前)、何でコンテストに出ないの」
私「えっ?何でって言われてもなあ、別に出たくないしなあ」
A選手「コンテストにも出ないのに、何でトレーニングするの?
頑張って優勝したろうとは、思わないの?」
私「いや、コンテストとトレーニングは関係ないん違うの?
身体を鍛えたいからやってるんやし、大会出る、出ないは関係ない」
A選手「私はその考えが理解できんわ、コンテストでんと、しんどい練習して、
何が楽しいんですかね?やる意味がない思うんやけど。
第一、せっかく鍛えたんなら大会でないともったいないでしょう」
私「そこまでいうなら、あんたは大会出て、優勝してトロフィー貰ったら、
トレーニングは続けないの?好きやからボディビルしてるんでしょ?」
A選手「いや、私は優勝したら、トレーニングも止めますよ。何かの証が欲しいから。
何でも挑戦して、賞をもらうことが大事やから、優勝したら止めますわ」
私「あ、そう。それは私とは考え方違うなあ、まあ人それぞれやしなあ」
と、ここで会話は強制終了にしました。これ以上話すとケンカになりますから。
世の中にはこのような考え方の人もいるんですね。
私は大会には興味ないですが、身体を鍛える、少しでも身体を変えたい、
その為にトレーニングをやってきていますし、それが趣味でもあります。
憧れる身体を目指して日々トレーニングと食事を考えて継続することが、
そんなにおかしいでしょうかねえ。
コンテストに出たい人は勝手に出たらいいんです。
出ないからといって、人にとやかく言われる問題ではないんです。
別にいいやないですか、ジムビルダーでも。それで満足してるなら。
大会出たから、といっても、しょせんは狭い世界での話です。
トロフィーが欲しいだけなら、
買ってきたらええのに、と思います。
自分の考えを人に押し付けてくるのは遠慮願いたいですね。
その人は、今何しているんでしょうか、まあどうでもいいですが。
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