以前にこのブログで暖炉の煙が逆流することについて書いた。
煙突トップの掃除を10年やってないのでまずは掃除から、
と去年の秋に掃除を行ったけど、改善されなかった。
ということは他に原因があるということで、調べてみた。
その結果、煙突の高さに問題があったということが判明した。
Contents
原因は屋根からの吹き返しの風だった
いろいろと調べた結果は、煙突の際にある屋根から、
風が吹き返すことによるものだった。
詳しくはここの記事にありました。↓
http://flamewatchers.com/pipe/plan2.htm
このページには、「3・6・9の法則」
とありました。つまり、屋根の高さや距離に応じて、
煙突のトップの高さを決める必要があるということです。
私が依頼した輸入住宅会社はこの事を知らなかったんだろうと。
専門家に依頼したかどうかは定かでないですけど、
この法則に照らし合わせて確認すると、明らかに我が家の
煙突の高さは屋根に比べて低いです。
我が家の煙突の際には10寸勾配の屋根があります。
前述の法則に照らすと、屋根の頂部から60センチは高く
する必要があるのです。
でも実際は全く届いてないんです。
当初の図面を見ると一目瞭然↓
この図面でわかるように、すぐ横にとんがり屋根があるんですが、
本来はこの屋根の頂部から600は必要らしいんです。
これでは全然足らないですよね。
この煙突トップより高い屋根のせいで、上空での風の巻き込みや、
風向きに影響が出たりして煙突内に逆流してるみたいです。
今から煙突を高くするには2つの方法がある
現状では無風状態でない限り、必ず煙が室内に逆流するので、
何とかしたいところです。
そこでいろいろ調べた所、
1・煙突と周囲の壁仕上げごと高くする。
2・煙突だけを延長する。
以上の2つが方法論になるんですけど、
いずれもコストが掛かります。
1・の状態に改修するには、
・外部足場組立解体
・煙突の延長施工
・煙突周囲の壁施工
・煙突周囲の壁塗装仕上げ
以上の工程が必要になり、私の試算では
60万~70万くらいかかりそうです。
2・の状態に改修するには、
・外部足場組立解体
・煙突トップ取り外し補修
・煙突延長(チムニートップ取付)
となり、試算では約20万~30万か?
チムニートップによる延長は、デザイン的には
ちょっと残念なことになります。
http://blog.goo.ne.jp/hiacoron/e/bc32d53e3a5140dd40b01dfab24515f8
こちらのブログから拝借しました。
う~ん、どうでしょうか、何とも微妙ですね。
でも上記2つのどちらかをやらない限りは、これからも
煙の逆流に悩まされることになるんですよねえ。
ここ10年、煙が度々逆流したせいで、
室内の壁や天井まで煤で黒ずんできてますし、
ほんと困ったものです。
外壁の塗り替えする時にでもついでにやるしかないですね。
コメント