今年の4月から、13年超えの低年式車に対して、
自動車税と重量税を更に課税するようになってしまった。
旧車が趣味の車マニアには耳の痛い話。
そして私たちのようなアメリカ車好きにも厳しい話だ。
要するに、古い車はさっさと廃車にして、新車を買え、
ってはなしだろう。
確かに今の車は低燃費だし、環境にも優しいのかもしれない。
でも古いモノを大事に使う、次世代にまで引き継いで、次のオーナーに
託すという文化も必要だと思うのだが。
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大排気量の古いアメリカ車なんて的ですよ、的!
90年代以前の古いアメリカ車は、標準でも排気量は5000cc、
5700cc、等が一般的。
これを日本の税制に充てると、自動車税は88000円。
これだけでも十分に高額納税者なのに、10年経過車になると、10%の
増税で96800円になる。
更に13年が経過すると、15%が課税されて、101200円になってしまう。
更にそれだけでなくて、自動車重量税も同じく課税が増える。
もうこうなると、乗りたい車に乗る、というのはかなりハードルが高くなる。
更に大排気量になる6000cc越え車両ならどうなる。
元の自動車税は111000円、10年超えで122100円、13年超えで127650円。
もうこうなるとほとんど車検と同じですよね、金額が。
まさに大排気量のアメリカ車なんて、的みたいなもんですね。
アメリカの自動車業界から圧力掛けてもらえません?
これはあくまで個人的な意見だけど、アメリカの自動車業界も、
関税が高いだの、もっとアメリカ車を買え、だのと圧力掛ける前に、
大排気量に課せる自動車税を下げろ、と圧力掛けてもらえませんかねえ。
その分、日本でしか通用しない軽自動車の自動車税を思い切って20000円くらいに
上げて、その分4600cc超えの自動車税は一律70000円にするとか。
いや60000円くらいがいいか。
それならもっと大排気量の車も売れるし、維持費も抑えられるし。
大体ね、6000cc超えのアメリカ車なんて、日本国内でどれだけ登録されてるかって
言いたいわけですわ。
そんな少ない車両に高額な課税するなら、もっと多い車両に対して課税すればいいんですよ。
今回軽自動車の自動車税は課税されたんですけど、もっと上げてもいいと私は思うね。
二度と生まれない貴重な自動車を保存できるような文化であってほしい
私は元々アメリカ車好きだからどうしてもひいき目に見るけど、
アメリカ車、特に大排気量車や古いアメリカ車には二度と生まれ得ない、
独特なデザインの車両も多くて、それらを愛してやまないマニアも
沢山存在するわけですよ。
現にアメリカではおじいちゃんが大事に乗っていた車を今も現役で使ってる、
或いは今は乗ってないけどいつかレストアするんだ、とガレージで
保管されている、という話がよくあります。
やれエコだ、燃費だ、とそちらに走る気持ちも良くわかるんですけど、
それだけが正義で、他は邪道、みたいに扱うのは如何なものか、と。
日本とアメリカでは文化も違うから、同じことをやるのは無理だろうけど、
せめて古いモノを大事に使い続ける、後世に残していく、
ということも大事にしてもらいたいな、と思う。
第一、すぐに古いから、と廃車してたら、それこそ環境に良くないんでは?
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