我が家には薪暖炉があるけど、
冬場は毎日夕方から2時間くらい
は火を付けている。
もう築10年にもなり、そろそろ
あちこちにメンテナンスが必要になり、
それは暖炉も例外ではない。
実は新築当初から薪暖炉の煙の
逆流について悩まされてきた。
いいかげん何とかしないと、と思い、
いろいろ調べてみた。
薪暖炉というのは、薪ストーブとは
違うのだ。
ダッチウエストジャパンより↓
http://www.dutchwest.co.jp/products/stove/enlight/
薪ストーブはストーブ本体と煙突が
室内に露出されていて、熱を室内に
放出できるようになっている。
だから非常に室内が暖かくなるけど、
暖炉は煙突は隔離されていて、
暖炉の正面のみが部屋から見えるように
なっているので、
それほど暖かくはないのだ。
暖炉の真ん前なら暖かいのだが、
離れるとそうでもない。
どちらかと言えば燃える炎を見て楽しむ、
という感じだ。
薪暖炉ダッチウエストジャパンより↓
http://www.dutchwest.co.jp/products/fireplace/sovereign/
そして我が家は高気密住宅であり、
室内の密閉度が高い。
そこに薪を燃やすには、それだけの
空気が必要になってくる。
だから暖炉本体に外気が取り入れられる
ようにつまみが付いてて、空気を
暖炉内に送ることができるのだが、
それでも煙が逆流することがある。
いろいろ調べた結果、次の原因が
考えられた。
(1)煙突トップが詰まっている。
ここが詰まるとスムースに煙が
外に出ない。しかもこんな場所、
おいそれと掃除できない。
煙突内部は掃除道具があるので、
暖炉内の煙突内部から入れて掃除が
可能。
でもトップは屋根の上でも届かない。
届くけど屋根が8寸勾配なので上がれない。
ここは高所作業車を借りてきて、
自分でやるしかないのだ。
(2)屋根上の煙突高さが低い
これは後で知ったことだが、通常煙突は
屋根の棟天から600~900は伸ばす
らしい。そうしないと風が吹いた際に
屋根に当たった風が逆流して煙突に戻り、
煙も逆流するそうだ。
我が家は8寸勾配なのに、煙突トップは
屋根の棟天とほぼ同じ高さだ。
これが原因のひとつだろう。
しかし施工した工務店は既に廃業してて、
改善するなら自分で業者使ってやるか、
どこかに依頼するしかない。
う~ん、まずは煙突トップ掃除からだな。
これから暖炉やストーブを採用される方は、
煙突トップの高さについては良く確認した
方がいいですよ。
専門業者なら心配ないですが、そうでないなら
失敗する可能性があるから。
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