工事中の電波障害対策に奔走

今日は仕事ネタです。

私は工事管理業務をやってますが、

避けて通れないのが近隣対策です。

周囲の住民にすれば騒音や振動、

とにかく百害あって一利なしなのが

工事です。

でも騒音や振動などは一時的なことで、

いつかは終了します。

でもやっかいなのは電波障害なのです。

電波障害って?

という方にはよい説明かも。

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Contents

目 次


1.電波障害とは?

2.どんな時に電波障害が出るのか

3.対策はどのようにするのか?

4.私の現場でのケース

5.まとめ


1.電波障害とは?

テレビの電波は現在、地域ごとに

中継電波塔を立てて、そこに向かって

各家庭でアンテナを取り付けて視聴する

場合と、ケーブルテレビ等に申し込んで、

有線で家屋に引いてテレビを視聴してます。

工事、その他の影響で有線が切られたり、

中継塔へのアンテナの方向で高層建築物が

立ったりすると画面に星がチカチカしたり、

画面が写らなくなったり、見えにくくなったり

します。

これが電波障害と呼ばれるものです。

2.どんな時に電波障害が出るのか

例えばマンション等を建設している時に、

工事現場からかなり離れていても、

そこが対象家屋のアンテナが電波を拾う

方向にあれば、電波障害が発生します。

たいていは前もって工事会社の方で

電波障害予測範囲を調査委託して、

障害範囲対象の家屋については事前に

対策工事を行うので、

いきなりテレビが映らなくなった、

というケースは予測範囲に限っては

あまりないです。

でも建物は建築中には足場を組んだり、

クレーンを設置したりするので、

その足場などが障害になることがある

んですよね。

3.対策はどのようにするのか?

対策工事としては、

(1)対象家屋のアンテナの向きを修正する。

(2)有線工事によって電波を供給する。

となります。

現実的にはアンテナの向きくらいではなかなか・・

やはり有線工事が間違いないですね。

この工事はマンション発注者の負担で実施し、

維持管理も発注者持ちとなります。

ただし、有効期限付きとはなりますが。

20年とか、そんな感じですね。

4.私の現場でのケース

私の管理する現場では特殊なケースが

発覚しました。

通常は予想範囲内を前もって対策工事する

わけですが、今回は範囲外の近隣住民から

連絡がありました。

早速おうちに訪問してみてみると、

普通に映ってます。

と、一瞬、画面に横線みたくビャッと

入ります。これを住民は言われてました。

原因を考えると思い当たるのはひとつ。

タワークレーンを設置しているのですが、

そのクレーンの竿が悪さしていたようです。

よく工事現場でビルの上にそびえてる、

クレーンがありますよね?

あれですよ。

工事が完了すれば取り外すので、

そうなれば障害も出ないのですが、

でもそれまで我慢してくれ、ともいえず、

結局は対策工事をすることに。

5.まとめ

ちょっと専門的な記事になりましたが、

これがなかなか大変なんです。

テレビは家庭の娯楽ですからね、

映らないでは済まないです。

今回みたいに前もって対策してても、

足場やクレーンによって影響範囲が

拡がる場合があるので、

最近テレビの映りが悪いな、と思ったら、

周りに高層の工事現場が無いか、見て

はどうでしょう。

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ヒロシです。

筋トレとアメリカ車をこよなく愛する中高年オヤジです。

筋トレは10代後半から始めましたので既に40年近くになります。

ここ10年くらいはいろいろなパーソナルトレーニングを受けてきました。

その内容を差支えない範囲で書いていきたいです。

また、アメリカ車も大好きで、特にハマーには

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この車についても書いていきます。

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