昨今は若者の車離れが進んでるらしい。
車好きとしては寂しい限りだ。
アメリカは自動車に関してはうらやましい
くらいの価値観と環境がある。
勿論アメリカ人全てが、ではないが。
日本との違いは何なのだろうか。
Contents
目 次
1.日本にはない、アメリカの車環境
2.何故日本では車離れが進んだのか
3.まとめ
1.日本にはない、アメリカの車環境
アメリカといえば、広い国土を持ち、
住民は移動といえば車が必須の国だ。
一部の都心部では例外もあるようだが、
都心部から少し離れるともう車無しでは
生活できないような環境がある。
そんな環境の中で、自動車というものについて
独特のカルチャーが育まれたといえる。
特にアメリカ人で車好きの人は、
自分のガレージを持ち、週末は車いじりしたり、
地方でも毎週どこかでカーショーがあったりと、
車文化に触れる機会は多い。
かなり年配の方でも凄い車で走ってたり、
何台も所有していたり。
また親の代から譲り受けている車を大事に保管してたり、
レストアして乗り回したり、というケースもある。
勿論、単なる足としてボロボロになってる状態でも
平気で使用するケースも多々ある。
車に対する考え方は多種多様だが、完全に文化として
根付いている。
あらゆる所にカーショップやパーツショップもあるし、
ジャンクヤードも豊富だ。
中には車種を限定したジャンクヤードもあったりする。
そして1940年など、旧い車も現役で走ってたり、
大切に保管されていたりもするのだ。
2.何故日本では車離れが進んだのか
比べて日本では、そのような文化は育たなかった。
ひとつは狭い国土と、車を所有することにより、
掛かってくる経費が嵩むのも原因だろう。
ガレージに何台も所有するなど、よほど
裕福でないと夢のまた夢だ。
そして旧い車を大事に乗り継がないという
体質もある。少し型落ちだともう旧いから、
と買い替えたり、走行距離が嵩むと
そろそろ買い替えないと、
と手放すようになってくる。
車の部品も高く付くケースが多い。
アメリカは車の部品も安い。
それと日本のメーカーがエコだ、
低燃費だ、とそっちの方向ばかりに
力を入れてきたので、魅力的な
デザインの自動車が出てこないのもある。
昔から日本は輸入車の2番煎じみたいな
デザインが目立つ。
何でもマネするのだ。
当然親から子へ、と車を譲り渡すようなケース
も稀である。
これでは日本の若者が車離れするのも
仕方がないなあ、と思うのだ。
3.まとめ
こうして書いてみると、日本の
車文化は悪い事ばかりみたいだが、
でもアメリカでも売れてる日本車も
あるし、全てがダメなわけではない。
日本のメーカーは車を買ってもらおうと
必死なのはわかるが、
その前にもっと自動車文化を根付かせる為に
様々な試みもしてほしいと願う。
例えばメーカー主催で地方でカーショーを
催すとか、車種を絞った新旧合同の
ミーティングをするとか。
アメリカで根付く文化を、日本でも
根付かせるような試みがあれば、
もう少し改善していくと思うのだ。
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