仕事が一段落したので、長い休暇を取りました。
せっかくの休暇なので、普段時間の問題で出来なかった整備や修理、
点検をやることを決意し、まずは前からやりたかったハマーH1の
ドックハウスを開けてみることにしました。
さて、暇な方はどうぞ最後までお付き合いお願いしま~す(^^)
Contents
ハマーH1のエンジンは内部まで食い込んでる!
ハマーH1のエンジンは、ボンネットを開けただけでは半分しか見えません。
後半分くらいは室内側に入ってるんですよねえ。
この手の形状は、アメ車のフルサイズバン等も同じです。
ディーゼルエンジンなので、グロープラグが駄目になると交換する必要があるけど、
この作業も内装のセンターコンソール外してエンジンアクセスカバーを外さないと
出来ません。詳しくはないですが、このカバーをドックハウスと読んでるようです。
では早速取りかかりましょうかね。
ドックハウスを開ける順序
開け方ですが、
1 まずはバッテリーのマイナス端子を外す
2 カーオーディオ、エアコンコントロールパネルを外す
3 助手席側フロントコンソールを外す
4 センターコンソールの固定ビスを全て外す
5 センターコンソール内部からシガーライターコネクターを回して外す
6 センターコンソール内側から運転席側に繋がるエアコンダクトを抜く
7 センターコンソールを取り外す(この時シフトレバーはN位置にしないと外れない)
8 PCM類をエンジンアクセスカバーからビスを緩めて外す
9 配線類を出来るだけ手前側に寄せる
10 エンジンアクセスカバーを取り外す
作業前のこの内装が、
まあ、ざっとこんな感じになりますね。
写真はセンターコンソール外してエンジンアクセスカバーが見えた状態です。
ここまで外せば後はカバーを外すだけです。
カバー外してエンジン番号を確認したかった
まずはエンジンが見えた状態の写真です。
エンジン後部を覆うように付いてるのが遮熱板です。
こちらが運転席側からみたエンジン内部側です。
エンジンアクセスカバーを外したかったのは、エンジン番号を調べたかったんです。
このハマーは2012年にエンジン積替していると前々オーナーから教えてもらってます。
現オーナーとしては、エンジンがどんなモノかを知りたかったんです。
知ったからといって別に何かが変わる訳で無いんですけど、
実はハマーH1は有名なエンジンクラックというトラブルがあって、8番シリンダーに
クラックが入る事があるんだそうです。
特に自分が乗る96年~99年前期辺りに多いそうで、クラック入るとエンジン積替です。
でも私のハマーは既に積替済みなので、更にどんなエンジンなのかを調べたかったんです。
遮熱板を外そうとしたけどボルトが錆びてて折れ込んだ!
写真は内部から見たエンジンですけど、なんか鉄のカバーありますよね?
これが遮熱板みたいです、これを外せばエンジン番号が見えるんだそうで、早速外しに・・・
と、
固い!ええい、ここは力任せにどりゃー!!
ボキ!
え?
うそ~ん、ボルト折れこんだや~ん・・・
これで怖くなったので、強制終了・・・
と、遮熱板とエンジンの隙間覗き込んだら、なんか番号書いてるで?
う~ん、k115 と書いてあるけど・・・
なんかもっとエンジン番号って長かったような・・・
もう諦めました~
これ以上やったらほんまに壊しそうやし・・・
壊すん得意なんですわ、ハカイダーやから(^^)
もう気力も無くなったので、取りあえずエンジンアクセスカバーまで
戻して、今日はこれまで、放置プレイ!
で、不完全燃焼のままに元に戻す
で、翌朝です。
もうね、この配線の束見たら、やる気失せますわ・・・
一応ね、配線も全てタグ付しながら外したので朝からシコシコ復旧作業。
で、何とかセンターコンソールを戻す所までやりましたあ!
一応念のため、エンジン掛けてみましたが、無事始動、ほっとしました・・
まとめ
今回はハマーH1の内部側エンジンカバーを開けてみました。
こんな苦労して何の意味があるの?
と思われた貴方!
ですよね、私も近くに何でもやってくれる修理工場があればやらんですわ。
でもね、地方でこんな変態車を維持するためには、ある程度の事は
自分でやってみるしか無いんですよ。
関東にはハマーのプロであるスカイオートさんがありますけど、
片道で7時間も8時間も自走してホイホイ修理出来る方、
陸送費用出してどんどん行ける方ははどうぞご自由に。
少しでも出来る事はチャレンジしてみないとちょっとの事で毎回
そんな長距離修理する時間も費用もありません、私には。
だから今回の事も徒労に終わったと考えるとそうとも言えますが、
逆に自分のスキルアップになったと思えばそうとも言えるわけです。
何事もプラス思考でやっていきたいものです(^^)
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