筋トレをやってる人は、
少しでも早く効果を求めたいからと、
こぞってサプリメントを摂取している。
中でもプロティンは必須ともいえるサプリだ。
でもただ摂取量を増やした結果、
健康診断で数値が悪くなる場合がある。
プロティンはたんぱく質のサプリメントだが、
最近の商品はBCAAや、グルタミン等も
適度に配合された優れた商品が多くなった。
美味しいフレーバーの商品も沢山あるので、
好みの味のプロティンを飲む楽しみもある。
一方で、私と、知人のビルダーにもあった、
健康診断での数値の異常が気になるところだ。
その数値異常の場所は、
肝臓である。
肝機能数値と呼ばれるもので、
GOT、GPT、等の数値のことだ。
正常な状態では、GOTもGPTも、
50を越えることはない。
でも一時期、どちらも数値が上がり、
特にGPTは240とかになった。
当時私はかなり体脂肪も内蔵脂肪も多く、
それらも影響はあったと思う。
でもその当時は、プロティンドリンクを、
1日に5回は摂取していた。
同じころ、知人のビルダーも健康診断で、
肝機能の数値が高いと判定されたが、
彼は脂肪も少なく、内臓脂肪も少なかった。
それでも肝機能数値は高かった。
彼もまた、プロティンを大量摂取していた。
これはあきらかに摂りすぎからくるものだった。
身体が必要とする以上に摂取していたからだろう。
当時は高重量でトレーニングしていたが、
ある意味楽なトレーニングだったと思う。
つまり、
それほど筋肉を破壊せずに、
楽なトレーニングをしているのに、
摂取量だけはプロビルダーなみだったわけだ。
これでは余分な栄養素とカロリーは毒になる。
練習量と強度に比例して摂取量も調節するべきだった。
バルクアップと称して、ガンガン食べる時期も必要だが、
度を過ぎれば身体を壊してしまったり、
負担を掛けてしまうだけだ。
もし貴方が健康診断で肝機能数値が悪い場合は、
食事量や、プロティンを含むたんぱく質摂取量を
減らしてみてほしい。
恐らく数値は下がってくることと思う。
とかく筋トレを本格的にやればやるほど、
栄養摂取量確保には神経質になりがちだ。
特にプロティン、タンパク質摂取には、
足りないと異化が進むからと必要以上に
摂取し、その量で安心を得るのだ。
でも摂りすぎると弊害もあるので、
まずはしっかりトレーニングして、
身体が栄養素を必要とするほどに、
追い込みましょう。
プロティンを沢山摂取したから、
筋肉が早く付くわけではないですから。
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