私はこれまで何度かパーソナルトレーニングを受けてきましたが、
筋トレというのは本当に奥が深いな、と思っています。
中でも、最初はあまり気にも留めなかったのが、握るという行為です。
バーベル、ダンベルを握る、
その握り方を変化させるだけでも身体への刺激は変わってくるのです。
今回はダンベルでの握り方に変化を付ける方法を紹介します。
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まずは普通に握ってみる
ダンベルは左右に重りがあって、中央部にシャフトが付いてますね。
これを普通に中央部で握ってみます。
はい、こんな感じですね。
まあ通常はこのように握って様々な種目をやると思います。
最初はこれで十分ですし、フォームを安定させるためにも暫くは
普通に握って行えばよいでしょう。
でも、筋トレを始めて数年すると、いろいろな意味でマンネリ化しますので、
そんな時は変化が必要な時だと言えるでしょう。
前よりに握ってトレーニングを行ってみる
まずは前寄りに握った状態を見てください。
はい、こんな感じになります。
特段難しいことではないので、至って単純な変化ではありますが、
この前よりに握ることでより効果を上げる、刺激を変えることができます。
出典:https://www.youtube.com/channel/UC5_i5V3xXxdqF5VKVmJWVZQ
上の動画を観て欲しいのですが、大体4:20秒辺りです。
インクラインダンベルベンチプレスをやってますが、ダンベルを前よりで握っているの
がわかりますか?
このように握ってプレス系を行うことで、ダンベルの重心は中央部を握るより、
下向き重心になります。
こうすることで負荷を下向きにかけているわけです。
これは、ショルダープレス系、ダンベルフライでも行えますので、変化を付ける為に
是非取り入れてみてください。
ダンベルの下よりを握ることで変化を付けるトレーニング
先程とは反対にダンベルのシャフト下よりを握ってみます。
はい、こんな感じになります。
この握り方で変化を付けるトレーニング部位は、腕、二頭筋と上腕筋です。
二頭筋を刺激するダンベルカール系を下よりの握りで行いましょう。
ダンベルをカールしてきて、トップでスピネイトさせる(ひねりあげる)時に、
より外側に負荷が掛かり、二頭筋に違った刺激を与えることができます。
また、上腕筋を鍛えるダンベルハンマーカールも、この下より握りによって
トップで負荷を上よりにかけることができます。
上下の握り方はまとめるとこんな感じですね。
まとめ
さて、今回はダンベルの握り方に変化を付けることによって、普段とは
違った刺激を与える方法を紹介します。
今回紹介した方法は、特段難しいものではなく、簡単なことです。
でも、こうしたちょっとした変化を取り入れることによって、
またいつもとは違った刺激を与えることができるので、目に見えて効果が出る、
とはいえないですが、様々な変化を複合技として使うことで、
新鮮な刺激を与え、より身体を変化させる為に日々頑張りましょう。
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