今回は胸のトレーニングについて、プロビルダーの動画を
参考にしながら私が観てここがポイントだ、と教わったところを
紹介したいと思います。
筋トレをやってる人はやはり胸、肩、腕には力を注いでる方が
多いんじゃないかと思います。
私自身もそうで、やはりビジュアル的にも変化がわかりやすい場所です。
とはいっても、そのテクニックをやったからといって劇的に変化があるか、
と言われると何とも言えないです。
それはやはり個人差があって、そんな細かいことにこだわらずにガンガンあってれば
大きくなってしまう人もいますから。
でもなかなか発達しにくい、とか、
ここのところ停滞、マンネリしてる、
という方には刺激を変える意味でもいいと思います。
Contents
グリップ位置や握り方を変えてみる
ざっくり説明すると、
・バーの握り方に変化を付ける
・ダンベルフライやプレスでのグリップ位置を変える
ということです。
なんだ、あまり大したことないな、と思われるかもしれませんが、
でも変化を付けるということは、筋トレには大事な要素だと思います。
何といっても刺激に馴れてしまう というのが大敵ですから。
バーの握り方に変化を付ける
このビルダーは、デクスタージャクソン選手です。
もうしっかり中高年ビルダーですが、現役プロビルダーです。
まずは動画の0:40辺りから、スミスマシンインクラインプレスを見てください。
バーは鎖骨辺りに降ろしてますが、これは誰でもやってますね。
ここでのポイントが、バーの握りなんです。
スミスということもあって、やりやすいんですが、バーを握りこんでませんね。
手のひらの手首より付け根部分にバーを載せ、手は握らずにフリーにしてます。
以前、記事で書いたことあるんですが、こうすることで、前腕の筋肉、肘筋の
力を参加させずに、できるだけ胸筋に負荷が掛かるように挙げてるんですね。
当然握りこむ方がより力は発揮できますけど、
こうすることで胸筋だけに負荷が掛かるようにしてるわけです。
デクスターは結構このテクニックを使ってます。
ちょっとしたことですが、これもテクニックのひとつです。
次の種目、ベンチプレスマシンでも同じことをやってます。
この動画ではないですが、彼はバーベルベンチプレスでも同じ握り方で
トレーニングしてます。
ダンベルフライやプレスでのグリップ位置を変える
同じ動画を観て欲しいんですけど、4:16辺りからインクライン
ダンベルフライをやってますね。
注目してほしいのは、ダンベルの握る位置なんです。
自分の頭側のダンベルウェイト側寄りに握ってますね。
これもテクニックなんです。
何も考えずにダンベルフライをやる場合、バーの中央を握ると思います。
でもあえて前寄りに握る訳です。
こうすることで握ったダンベルは荷重が下向きに掛かり、より負荷を掛ける
ことができるということです。
これはフラットダンベルフライや、ダンベルベンチプレスでも同じです。
終わりに
胸のトレーニング動画を観ながらのポイント、いかがでしたか?
今回書いたテクニックも、過去に私がパーソナルトレーニングで
教わったことです。
バーを握りこまずにトレーニングする場合は、いきなり5~6レップしか
出来ないような高重量はやらず、10~12レップとか、少し余裕のある
重量でやってみましょう。馴れてないと怪我に繋がりますからね。
当然、いつも同じことをやってると刺激に馴れてしまいますから、
時にはこうしたテクニックを取り入れたり、
またある時期は普通にやったりと変化を付けるといいと思います。
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