私は今、2005年型ハマーH2に乗っている。
これまでは90年代前半までのアメリカ車ばかり乗ってきた。
ハマーは単純にその独特のデザインに惚れて、
購入を決意しただけで、あまり細かい性能とか、
気にしてない。
ハマーは既に10年前の車となり、
世間一般では古い車の部類に入るが、
アメリカ車が好きなマニアからみれば、
比較的新しい車の部類に入ってしまうだろう。
最近のアメリカ車は何もかもがコンピューター制御で、
故障もエラーコードが出たりで単に修理しても、
専用テスターでエラーコードを確認、リセットしないと
エラーのまま残ってしまうようだ。
また修理費用も高くつく傾向がある。
私のハマーは現在以下のトラブルを抱えてる。
1.助手席側のエアコンが温風しか出ない時がある。
2.運転席側のドアミラーが電動格納できなくなった。
3.ステアリングを左に廻すとグウグウと音が鳴る。
1.については、デュアルエアコンになっていて、
運転席、助手席の温度と風量を別々に設定できるが、
助手席側は時々温度設定できずに温風しか出ない。
真夏は結構つらいので、アメ車専門店で見積もりすると、
何と15万円!!
部品は3~4万で、エアコン調節のモーターが故障するらしい。
エアコンアクチュエーターという部品のアッセン交換。
問題は取付てある場所がダッシュパネルを全バラしないと無理な場所。
要は脱着工賃が非常に高く付く、修理屋も嫌がる仕事というわけ。
この部品の寿命は大体10年程度らしく、そろそろ、というわけだ。
2.は電動ドアミラーの交換で治るようだが、問題はミラーの値段。
これも10万くらいする。精密部品なので高いのだ。
イーベイで見たら、中古でセットが約4万弱くらいででている。
個人輸入すれば国内で買うよりは安く済みそうではあるが。
これも別に格納は手動でならできるので日常使用は問題ないが、
目立つ車だけに町で駐車して、片方手で格納するのは恥ずかしい。
3.はこの度の車検で車屋さんが原因を教えてくれたのだが、
ステアリングの中にエアバッグが入っていて、エアバッグの電線が、
ステアリングの回転についていけるよう中で渦状に束ねてあり、
それが左に切る時だけ周囲の樹脂にこすれてしまっているらしい。
日常使用では問題ないが、運転中左に切るたびに、
グウグウとうるさくて、ほんとに鬱陶しい。
こうして書いてみると1.と2、だけで25万である。
またリアにはエアサスが入ってるが、これが故障すると、
ある日車の後ろが斜めに傾いた状態になってしまう。
これもまともに修理するとバカ高い。
だからエアサスをバネサスに変更するキットが販売されてる。
このようにとにかく故障すると修理が高く付く傾向があるのが、
最近のアメリカ車だ。
しかもフォード、GM、クライスラー、それぞれのウィークポイントがあり、
同じ個所が経年劣化で故障するという状態。
だから却って90年代前半以前のアメリカ車の方が、
故障しても修理しやすく、修理代も安く付く傾向がある。
それでも個性的なアメリカ車が大好きなんだが。
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