昨日は集中について書いてみましたが、
今日はトレーニングの粘りを付ける為に、
効果的な種目であるデイップスについてと、
粘りについても説明してみたいと思います。
Contents
筋トレに不可欠な要素、粘りの重要性
筋トレで重要なのが、粘りです。
粘りがつくことで、筋破壊を完璧に行えます。
では粘りとはどういう状態のことかですが、
例えばシーテッドショルダープレスをやると仮定して、
60キロで10回が目標でセットに入ります。
この場合、恐らく9回までは何とか挙げれるだろう、
でも最後の10回目がやってみないとわからない、
という状態だとします。
ここでレップを重ね、何とか9回までは挙げきりました。
でもこの9回は、ボトムからトップまでの押切りがかなりキツく、
正直10回挙げれないかなあ、と気持ちが折れてしまいました。
そして結局はラックにかけてしまい、そのセットは終了しました。
ここで問題なのは、挑戦せずに諦めてしまったこと、
これに尽きます。
今までに貴方にも何度か経験はあると思います。
あと1回、でもこれは無理かな、と止めてしまったことが。
でもこれは、もし気持ちが強く、何としても挙げてやるぞ、
う思いで挑戦すれば挙がったかもしれません。
この1レップがもったいないという訳です。
この1レップを止めてしまったことで、
貴方の1セットは、そのトレーニングは中途半端になってしまい、
せっかく全ての筋繊維を動員して挙げきろうとする肉体の動きを、
気持ちがセーブしてしまったということになります。
そしてこの1レップを挙げる為に、粘りが必要になるのです。
しつこくトレーニングで追い込む、安易に諦めない、
というクセを付けていかねばなりません。
気持ちの粘り、そして肉体の粘り ということです。
粘りに効果的な種目はディップス
これは以前私がパーソナルトレで教わったのですが、
粘りを付けるのに有効な種目があります。
それは、ディップス です。
パラレルバーディップス ですね。
このディップスをやりこむことで、粘りが付いてくる、
そう教わりました。
バーベルでやるプレス系は、潰れてしまえば怖い、
ということもありますが、ディップスの場合は、
ダメならバーから降りれば済みます。
そしてボトムまでしっかり降ろして、
そこから爆発的に拳上する、
苦しくなってきても、何とか続ける、
挙がらなくなったら、短い脚立を用意するか、
バースタンド部分に足を置いて身体を脚で挙げて、
トップに戻してネガティブだけを5回、
繰り返します。
このようにすることで、粘りがついてきます。
終わりに 粘りが重要な事について
筋トレには粘りが重要であるということ、
ご理解いただけたでしょうか。
貴方がもし、「俺は粘りがないなあ」
と感じてるなら、ディップスをやってみてください。
このディップスは、胸の場合は最後の種目がお勧めです。
そこで力を出し切ってきてください。
またフリーウェイト種目で粘る場合、
どうしても最後の1回が怖い場合は、
スミスマシンでやってみることをお勧めします。
これならどのポジションでもラックに掛けられますから。
貴方の周りでいい身体をしてる人のトレーニングを見てください。
使用重量でなく、トレーニングを見てみましょう。
きっと粘りのあるトレーニングをしていると思いますよ。
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